忍者ブログ
スポーツタイプの高級外車を乗り回し、エロいおねーちゃんを連れて歩き、まるでTシャツを変えるように女を変え作風も変え、情熱大陸系のTV番組でイっちゃった目をしながら「…アートとは恐らくオレにとっての空気?かな。」ってな感じにキテる感じのアーチストに憧れています。とりあえずは、何をすればいいんでしょうか?
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

フェルメールの描いた『絵画芸術の寓意』という作品の人物の服装は、その絵が描かれた当時より<1世紀以上も前の服>なのだそうだ。


世界中で人気のフェルメールだけど、人気の理由は、素人でも解る精密な上手さや綺麗さから。ではないだろうか。


画面上の人物、静物で表現した意図、当時のオランダの歴史背景を知っている人はとても少ないと思う。というかそういった情報が掘り下げられた画集が少ない。どちらかといえば、謎の画家という部分や暗箱を使っていたとかの情報を説明するレベルに終わっている。


この絵のタイトルが示す通り、この作品は寓意画(Allegory)であり、描かれたモチーフに隠された意味を紐解かない限り永遠に内容は解らない類いの作品である。


と考えると、フェルメールもひとつのコンセプチュアルアートだと言えるのではないだろうか。
PR
といってもお金に汚い糞なアートとかそういう話でなくて、赤瀬川源平の千円札みたいなダイレクトにお金をモチーフにした芸術作品って結構あるなという話。


そもそもお金という存在。概念もなかなか不思議で、
あの紙は原価(紙代+印刷代)以上の価値があり。
日々その価値が変動し。
偽物が出回り。
人生を狂わせる人がいたり。


と。そんなふうにお金というものについて考えてみると…。
なるほどアーティストがネタにするワケだなと思いました。
お金はメタファーなんだろうなと。
1ー天才アラーキーこと荒木経惟(ノブヨシと読むらしい)
2ー月刊シリーズで有名な藤代冥砂
3ーおしゃれヌードスナップのパイオニア常磐響
4ー無名のエロ本のカメラマン


男からすれば、どのカメラマンも(とても)うらやましい人達ということに変わりはないんだけど、もしこのヒトたちにランクをつけるのであれば、恐らく世間的にもこの順番になるんじゃないだろうか。


なぜ、同じオッパイを撮っているのに、こんな順列が生まれてしまうんだろうか。その差を生んでいる要素とはなんだろうか。って考えると、やっぱりアートに近い順(ハイアートを知っている順)ってことになると思う。


この人達を例えにしたのは、その段階がわかりやすいと思ったからで、どういうことかといえば、アラーキーは昔、<自分の結婚式で自分の花嫁のヌードをスライド上映するというような無茶>をやっている。だとか。単純に作品の見た目の問題、カッコ良い。カッコ悪い。エロい。エロくない。だけではないということ。


もう一回言うけど、どのカメラマンも(とても)うらやましい。
特に『月刊真木よう子』を撮った藤代冥砂が。
さて。そろそろ久しぶりにそれなりのことを書きたいと思う。そんな欲求がふつふつと湧いてきた蒸し暑い夜。


アートとは?


という問いに対して、一口に答えてしまえるヒトは、残念ながらアートをあまり知らないヒトだ。と僕は思う。そう言ってしまえる。なぜならば、アートの知識が豊富であればあるほど、質問の状況や相手のレベル、自分のジャンルや性格等々で、どんな風にでも答えは変わるもので、どうしても慎重にならざるを得ないから。だ。


ヒトによって答えは「作品を通して世界芸術史での文脈をつくること」だったり「爆発」だったり、その発言もそのヒトが本心で言ってることなのかとても怪しいもので、状況だって、キャバクラで膝の上をこちょこちょされながら聞かれる場合とかで全然違う。そもそも現代社会において芸術の枠もあやふやになっちまっている状態で、もはや美術館に飾られている物だけがアートではないって事もキャバクラ嬢だって確実に解っているわけで、


2009/6/16現在。僕的な正解は、う〜ん。いろいろ勉強してはいるんだけど、一口には答えられないなぁ。どうしよう。今度ふたりで飲もっか?という、疑問形に対しての疑問形式。


それに対する答えは、


じゃあ延長する?という、さらなる疑問形でした。
世界経済の金融危機のあおりを受けて、中国現代アートのバブルも崩壊したらしい。みごとに。


ムリヤリ掘り起された市場チャンスに乗っかった実力のないアーティストたち。それは、数年前だったら絶対テレビに出られなかったレベルのお笑い芸人がたくさん出てる最近のテレビ番組になんだかとても似ている。


まあこの一連のバブルの騒乱がアートの仕組みのひとつだともいえるワケで、この業界の重要な側面を垣間見ることができて良かったとも思う。


ただ中国のバブル崩壊に日本の現代アートも影響を受けなければいいけど。若干中国の勢いに乗っかった部分もなきにしもあらずだから。どうなんだろうか。
Royal de Luxeやロン・ミュエック、ヤノベケンジ、ガンダム、太陽の塔、奈良の大仏、牛久大仏。三沢厚彦。などなどちまたで人気のアート作品の中に重大な共通点をみつけた。


それは、、デカい


という事ではなくて、表情がないという事。


巨大ということにテンションが上がる以外に、意外にこの<表情のなさ><無機質な感じ>が大きく関係している気がするんだけれども。やっぱり気のせいで、ただただデカいからテンションが上がるだけなのかも。
マイケル・ジャクソンとバブルス君やデカいハートのオブジェや犬の植木で有名なジェフ・クーンズ。昨年生きているアーティストの中で最高額で作品が落札された人ということでも有名に。


いったいどうやって彼はそんなスゴいアーティストに昇りつめたのか。その原因が最近なんとなくわかった。…天才なのにかなりの無茶をする人だからだ。たぶん。


というのは、彼の元奥さんはチチョリーナという80年代のポルノ女優(今は議員らしい)で、ゆっても欧米のポルノだから当然ハードコアーなポルノなわけで、まずそんなハードな奥さんと結婚した時点で充分にスゴいんだけれども、彼の『MADE IN HEAVEN』という作品シリーズは、ジェフ・クーンズとチチョリーナさんが実際モロに性交している所をポルノ的アングルでおさめた写真作品シリーズで、この作品の言いたい事は<普通のポルノであれば男優と女優が愛もなく絡むさまを撮影しているのだろうが、僕らの場合は実際のカップルが愛を込めて絡んでいるところを撮影しているんだ、どうだ見た事ないだろう?こんなアート作品。もしくはポルノを>という所にあるんだろうと思う。そりゃあ確かに衝撃的でスゴいんだけれど、カラダを張り過ぎ


こういった気合いの入った無茶をするけれども結構計算高いアーティストが好きだ。感動した。
モネの絵をみていて気付いたことがひとつ。モネが日本で超人気な理由がたぶんコレではないのだろうか。


モネの絵には朝焼け。夕暮れ。水面。そんな物がいい感じにぼんやりと印象的に描かれている。気付いたことというのは、あれ?朝焼けや夕暮れがみれるのは一日のうち何分だ?ということ。モネは写真用語でいうマジックアワーの風景をモチーフにしていたということ。


朝焼け。夕暮れ。水面。というのは人の感情を揺さぶるモチーフ(なぜだかは知らないけど)。カラー写真のない時代にマジックアワーの印象をリアルに描写したわけだ。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
RACT
性別:
男性
職業:
アートディレクター(と呼ばれる職業の中での底辺)
趣味:
泥酔、酩酊、陶酔
マイクロアド
最新コメント
[11/13 NEX-5N]
[09/08 相互リンクのご依頼]
[07/22 リオサキ]
[07/09 hidej]
[05/30 さんぽ]
最新トラックバック
ブログ内検索
フリーエリア
フリーエリア
アクセス解析
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]