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スポーツタイプの高級外車を乗り回し、エロいおねーちゃんを連れて歩き、まるでTシャツを変えるように女を変え作風も変え、情熱大陸系のTV番組でイっちゃった目をしながら「…アートとは恐らくオレにとっての空気?かな。」ってな感じにキテる感じのアーチストに憧れています。とりあえずは、何をすればいいんでしょうか?
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筒井康隆の実験小説。


僕が今までに読んだ小説の中で、一番ぶっ飛んだ内容。そして一番完成された作品。


各章、順番に文字が消えていく小説。
虚構の中でもその文字の存在が消えその文字を含む物の存在が消える。
そんな奇抜なルールの中でテクニカルに繰り広げられる文章。それが最後まで貫かれる。


以前、アートの境界線の話で、小説はどうだろうと書いたけど。
この作品に関しては、十分に芸術作品だといえる。


これまでに二回読んだ。恐らく人生でもう一、二回は読むと思う。
ゆるやかなに失われていく言葉。その喪失感が素晴らしくここちよいです。
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