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スポーツタイプの高級外車を乗り回し、エロいおねーちゃんを連れて歩き、まるでTシャツを変えるように女を変え作風も変え、情熱大陸系のTV番組でイっちゃった目をしながら「…アートとは恐らくオレにとっての空気?かな。」ってな感じにキテる感じのアーチストに憧れています。とりあえずは、何をすればいいんでしょうか?
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ユニクロの新しいプロモーションのPOLONOWとかUTZOOM!をみて、アートの要素がピリリと効いていてとてもカッコいいと思った。まあちょっと広告だけがカッコよすぎる感がないでもないのだけれど、アーティスティックなクリエイターを取り入れながらもちゃんと商品も説明できているしインタラクティブだしとてもに参考になる。音楽も僕がリスペクトするFPMやコーネリアスが起用されてるし。そういえば昔も小林克也というアーティストをCMに取り入れていたな。


しかし僕の服のユニクロ含有率が年々高くなってゆく理由は、お洒落な広告はそれほど関係ない。単純に安さの割には質が高いから。言い方を変えれば国が悪いからか。
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いやぁ。10日間ほどブログの更新が止まっていたのは、実はをゆえば、出張先のモナコのカジノで出逢った二十歳のスロヴェニア人のファッションモデルと意気投合し、帰国の便を無視して南イタリアへ逃避行的アバンチュールの挙げ句、さらにパリ教会で挙式とかしてて正直ブログどころの騒ぎじゃなくなっていたんですよ。っていうのはもちろん嘘で、仕事がツラくてツラくてマジで精神的に病んでいただけです。


まあでも一段落ついてちょっとだけ復活気味。頑張るぞ。何かを。
澁澤龍彦の美術評論集。澁澤龍彦目線で選んだちょっと変わったというか偏ったアーティストばかり。ベルメール、タンギー、モロー、ダリ、マグリット、エルンスト、ゾンネシュターン、エッシャー等など、どちらかというと、美術の歴史のメインストリームから外れたアウトサイダーアート的な物やオカルト的な物、(変質的に)エロチックな物に偏っている。


独断的な部分も多いのだが、ありえないレベルの博学な知識から導き出される批評は究極にオリジナルで、この本を読んで、あのヤバい系人形作家のハンス・ベルメールに(美術的な意味で)興味を惹かれ、本物がみてみたいと思った。美術批評とはこうあるべきだろう。
年末の頃の忙しいけれどもなんとなく前に向かっている感のある忙しさとは異質の、なんかとてもイヤな感じの忙しさがここんところずっと続いていて、縛られる時間以上に、精神的な部分で疲労してしまって読書やらブログのペースが落ちてしまっている。


でも、こういう時にこそ仕事には全く関係のない芸術的な事を考えてみることでリフレッシュできたりするのかもしれないと思い、深夜にビールを飲みながら真面目に考えてみたら、いきなりとてつもなく天才的で芸術的なことをひらめいてしまい。もちろん疲れているから天才的で芸術的だと錯覚しているにすぎないとわかってはいるのだけれど、ちょっとだけテンションアガったし、ずいぶんと前向きな感じになれた気がする。


そんな事でも芸術って重要だなあって思える。
僕のまわりのクリエイティブな業種の人間でパチンコやマージャンをする人間はいない。面白いほどにいない。僕もやっぱりしない。なぜだろうか。


たぶんだけど、費やした半日で得られる数千円よりも、自らに(プラスになるなにかを)蓄積させる半日の方が価値が高いと思えるから。あるいはそういう思考でなければ続けられない仕事だからか。勝ち負けのハッキリしない勝負に挑むよりもまず確実に勝てるように努力もしくは研究するタイプの人間が多い。


逆に営業職はギャンブルをする人間が多い。彼らの仕事の性質とツキというものは関係性が深いからだと思う。


ではアーティストはどうなんだろう。


時間と金が余っていたとしても、作品創ったりしたいんじゃないだろうか。やっぱり。
昔、会社の後輩に「なんかおすすめの小説ないスか?」と聞かれた時。僕はちょっとインテリぶるために「なら筒井康隆の『残像に口紅を』だ。」と答えた。そしたらそいつが何を思ったか。この『虚航船団』を手に取ってしまった。


まずコンパスが登場する。彼は気がくるっていた。で始まる冒頭。まったくこのテンションのまま淡々と577ページ。内容としては文房具の宇宙船の乗組員の紹介が第一章。イタチの星の歴史(人類史のパロディ)が第二章。文房具がその鼬の星を侵略する第三章。各章200ページ弱ずつ。本当に淡々と隙間無しに綴られている。第三章の後半なんかは句読点と改行どころか文章の切れ目さえない。何回も挫折しそうになるドSな文学だ。


この作品は僕が読んだ筒井康隆作品の中でも難解トップ3に入る代物で、僕も読む際には満を持して挑んだ訳なんだけれども。その後輩は小説自体そんなに読んだことないし、もちろんメタフィクションなんて言葉も知らないだろうし、やっぱり最初の数ページでなんじゃこりゃ?って諦めてしまった。それどころか逆に、こんな本を読んでるこの先輩、アタマ大丈夫か?という顔で僕をみた。


※その他2作品は『夢の木分岐点』と『虚人たち』
モネの絵をみていて気付いたことがひとつ。モネが日本で超人気な理由がたぶんコレではないのだろうか。


モネの絵には朝焼け。夕暮れ。水面。そんな物がいい感じにぼんやりと印象的に描かれている。気付いたことというのは、あれ?朝焼けや夕暮れがみれるのは一日のうち何分だ?ということ。モネは写真用語でいうマジックアワーの風景をモチーフにしていたということ。


朝焼け。夕暮れ。水面。というのは人の感情を揺さぶるモチーフ(なぜだかは知らないけど)。カラー写真のない時代にマジックアワーの印象をリアルに描写したわけだ。
すっごく久しぶりに合コン的な飲み会に参戦してきた。とはいっても女2×男3というかなり微妙なパワーバランスの中での合コンだった。しかも仕事上がりで遅めのスタート。


相手は10歳近く年下で。これがまたブサイクでムカつく感じの人の話をあまり聞かない奴らなら言い訳もできるのかもしれなかったのだけれど、予想に反してふたりともそこそこ可愛いギャルたちだったので変にプレッシャーを感じドキドキして完全に空回りしちゃいました。どうでもいいからさチュウしようよチュウなんてコミュニケーションの中でもいわゆる低次元でもっとも下等な行為であるわけだしさっていう空気に持ってゆけなかった僕の負けです。


あっさり終電で帰って来て、シコシコとヴログを書く僕。明日の仕事をガンバるしかない。頑張って見返してやるしかないんだよ。


で、でも…パワーバランスがさぁ。
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HN:
RACT
性別:
男性
職業:
アートディレクター(と呼ばれる職業の中での底辺)
趣味:
泥酔、酩酊、陶酔
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