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スポーツタイプの高級外車を乗り回し、エロいおねーちゃんを連れて歩き、まるでTシャツを変えるように女を変え作風も変え、情熱大陸系のTV番組でイっちゃった目をしながら「…アートとは恐らくオレにとっての空気?かな。」ってな感じにキテる感じのアーチストに憧れています。とりあえずは、何をすればいいんでしょうか?
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アンビエントな音とカフェっぽさの融合が良い感じのSmall Circle of Friendsを検索していたらみつけたクラムボンの『波よせて』という曲(クラムボンがSCOFの曲をカヴァーしたもの)。





体にシンクロする感じがとても良いです。


人間と波は密接な関係にあるという事。潮の満ち引きと月の関係。そこら辺がこの心地よさの理由のような気がします。なんかサーフィンがやりたくなった(やったことないけど)。
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といってもお金に汚い糞なアートとかそういう話でなくて、赤瀬川源平の千円札みたいなダイレクトにお金をモチーフにした芸術作品って結構あるなという話。


そもそもお金という存在。概念もなかなか不思議で、
あの紙は原価(紙代+印刷代)以上の価値があり。
日々その価値が変動し。
偽物が出回り。
人生を狂わせる人がいたり。


と。そんなふうにお金というものについて考えてみると…。
なるほどアーティストがネタにするワケだなと思いました。
お金はメタファーなんだろうなと。
奈良美智。ドイツから日本に帰国する頃に書かれた、日記とかメモとか落書きとかを詩集っぽくお洒落な装丁でまとめた本。


奈良美智ファンのカフェ系女子をターゲットに出された本だろうとは思ったんだけど、このヒトの場合、本人の言葉で書かれた本が他になさげなので、読んでみた。


読んでみたら、意外に面白い。というか良かった。前向きでアツい文章にヤル気をもらえるというか。ちょっとテンション上がる。


このヒトが女子に人気の理由がなんとなくわかる。びっくりするぐらい作為的なところがない。偉ぶらない。ストイック。不器用。けっこう恥ずかしい文章も曝け出す。ロック。もしかしたら、世間が求めているアーティスト像ズバリなのかもしれない。そりゃ地下鉄に落書きもする。


全然関係ないけど。ふと、奈良美智と村上春樹のファン層ってかぶってる気がした。年齢とかファッションとかしゃべり方とかが。
中原昌也。破天荒な内容。というか内容すらない。


ヘアスタイリスティックスというバンド(バンドなのか?)をやっていて文学をはじめたという所とか文章の無茶さとか、なんか町田康に似ている感じがするのでだぶらせて考えてしまいがちだが、中身はかなり違う。とても性的で暴力的。ギリギリのライン。ここまでやるのは潔い。パンクもしくはアート。


詩に近いといえば近いのかもしれない。エンターテイメントとしては充分成立していると思う。嫌いじゃない。好きでもないけど。でも中原中也よりは好き。
1ー天才アラーキーこと荒木経惟(ノブヨシと読むらしい)
2ー月刊シリーズで有名な藤代冥砂
3ーおしゃれヌードスナップのパイオニア常磐響
4ー無名のエロ本のカメラマン


男からすれば、どのカメラマンも(とても)うらやましい人達ということに変わりはないんだけど、もしこのヒトたちにランクをつけるのであれば、恐らく世間的にもこの順番になるんじゃないだろうか。


なぜ、同じオッパイを撮っているのに、こんな順列が生まれてしまうんだろうか。その差を生んでいる要素とはなんだろうか。って考えると、やっぱりアートに近い順(ハイアートを知っている順)ってことになると思う。


この人達を例えにしたのは、その段階がわかりやすいと思ったからで、どういうことかといえば、アラーキーは昔、<自分の結婚式で自分の花嫁のヌードをスライド上映するというような無茶>をやっている。だとか。単純に作品の見た目の問題、カッコ良い。カッコ悪い。エロい。エロくない。だけではないということ。


もう一回言うけど、どのカメラマンも(とても)うらやましい。
特に『月刊真木よう子』を撮った藤代冥砂が。
さて。そろそろ久しぶりにそれなりのことを書きたいと思う。そんな欲求がふつふつと湧いてきた蒸し暑い夜。


アートとは?


という問いに対して、一口に答えてしまえるヒトは、残念ながらアートをあまり知らないヒトだ。と僕は思う。そう言ってしまえる。なぜならば、アートの知識が豊富であればあるほど、質問の状況や相手のレベル、自分のジャンルや性格等々で、どんな風にでも答えは変わるもので、どうしても慎重にならざるを得ないから。だ。


ヒトによって答えは「作品を通して世界芸術史での文脈をつくること」だったり「爆発」だったり、その発言もそのヒトが本心で言ってることなのかとても怪しいもので、状況だって、キャバクラで膝の上をこちょこちょされながら聞かれる場合とかで全然違う。そもそも現代社会において芸術の枠もあやふやになっちまっている状態で、もはや美術館に飾られている物だけがアートではないって事もキャバクラ嬢だって確実に解っているわけで、


2009/6/16現在。僕的な正解は、う〜ん。いろいろ勉強してはいるんだけど、一口には答えられないなぁ。どうしよう。今度ふたりで飲もっか?という、疑問形に対しての疑問形式。


それに対する答えは、


じゃあ延長する?という、さらなる疑問形でした。
真木よう子のオッパイみたさに借りた『ベロニカは死ぬ事にした』という映画の原作者、パウロ・コエーリョの出世作。アルケミストは錬金術師という意味。


若干、童話的要素と、自己啓発本的要素があるけれども、まあ許せる範囲の小説。映画の『ベロニカは死ぬ事にした』はけっこう難解だったのに、この小説はかなりシンプルな話だった。ベストセラーというのはこういった平均的で差し障りのない簡単な話が多い気がする。アタリマエか。


あとスペインが舞台というのも世界で売れた要因だろうと思う。ヘミングウェイ効果。


常に宝物を求め続けない限り、宝物は絶対に手に入れる事ができない。誰もが失敗を恐れ宝物を探す事を途中で諦めてしまっている。
ゴッホやレンブラントなどの名画になりきる写真で有名な森村泰昌の自伝。変態ぽいカバーなので読む場所を考える必要があったが、含みや深みがある文章でなかなか面白かった(文章を書く仕事を志したこともあるらしい)。


どういういきさつで売れたかというのがとても淡々と描写してあってリアル。松下電機を三日で辞め。非常勤講師生活をしながらグループ展を続ける中、ゴッホに扮したセルフポートレートがちょっとだけ注目を浴び、ベニスビエンナーレに運良く参加でき、アメリカのアート雑誌の日本の若手アーティスト特集の表紙に偶然使われ。そしてちょうどバブルが始まった。から。


みたいに謙遜して書いてはいるが、やっぱりちゃんとアートの歴史を知っているし、売れなくても「一生懸命はやり続けた」というところ。とても重要だろうと思った。


…ただ、ちょっと女装趣味?
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アートディレクター(と呼ばれる職業の中での底辺)
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